■コンテンツをメインに出した、ユニークな構造のBtoBサービスサイト
コンテンツマーケティングは普通、「サービスを中心にしてブログコンテンツを補助的に付けたサイト構成」か「オウンドメディア化してサービスサイトとはサブドメイン等で切り離したサイト構成」となる場合が多い。しかし今回紹介する「クラウドERP実践ポータル」はこのどちらでもない。
●タイトルを「クラウドERP実践ポータル」としているが、オウンドメディア型ではない
先に申し上げておくが、このサービスはあのオラクルが提供するクラウド型ＥＲＰサービスだ。サイト表示としてかくしてはいないが通常のコーポレートサイト、サービスサイトの様に全面にだしていない。
またタイトルを「クラウドERP実践ポータル」としているが、オウンドメディアのようにサービスを完全に切り離してない。コンテンツとサービスの絶妙な距離感でなかなか卓越している。
■「クラウドERP実践ポータル」 が優れているところ
私もそうだがおそらく、オーガニック検索で財務系の課題を入れると、ここで展開するコンテンツに誘導され、クラウドERPという言葉に興味を持ち、いつの間にかサービス紹介まで見てしまう。
おそらくバックグラウンドにはマーケティングオートメーションが動いていて、メルマガ申込、資料ダウンロード、セミナー参加などでメールを提供したら最後、ステップメールに誘惑にまんまとはまるのであろう（笑）。
メニューはコンテンツマーケティングとしてオーソドックスに展開している。
- ノウハウ、各種情報ブログ
- ダウンロード資料（カタログ、ノウハウ、ホワイトペーパー、事例、決裁資料
- セミナー
- 動画（製品紹介、機能紹介、事例）
コンテンツメニューはオーソドックスと書いたが、中身はかなり洗練されている。財務は専門外の私でも興味がそそられる内容となっているところがすごい。
これはなかなかだ。悔しいが（笑）、理想的な構成でよく設計されている。
■「クラウドERP実践ポータル」 の詳細はこちら
