■プロジェクト管理ツールは使ってみないとわからない
最近は、様々な分野で「プロジェクト管理」の重要性が認識されている。プロジェクトを成功させるには必要な概念だとも理解されている。ただ残念ながらPMPなどを体系的に学習する環境まで行きついていない。(ITなどの特殊業界は資格者が多くいるが)そのため、我流プロジェクト管理が多く、その影響でプロジェクト管理ツールの使い勝手も人により印象がかわる。
つまり使ってみないとわからない。
まあ私も偉そうに言えた立場ではないが、私が考える最低限の管理は以下の通りだ。
- タスク&スケジュール管理
- 課題&仕様変更書
- 課題管理表
- プロジェクト議事録
これが管理されていれば十分だ。つまりこれらが使いやすく提供されているツールが選択の最低条件となる。
ここで紹介する「Jooto」の最大の特徴はシンプル機能と操作だと思う。そして上記の4機能を含んでいるので最初に使うツールとしてはよい候補だと思う。
■「Jooto」のできる事
「Jooto」の特徴を最初に紹介しよう。
- 基本管理は「看板方式の課題管理」と「ガントチャートによる全体管理」となる
- シンプルな画面構成と操作により直感的に活用できる
- ファイル共有はタスクベースで管理できる
- 無料で全機能が利用できる(参加人数に制限)
無料で利用できる範囲が広いことが最大の特徴だと考える。前項でも言ったようにプロジェクトマネジメント系ツールは使ってみないとわからない。この敷居が低いのは嬉しい限りだ。また機能としては、シンプルであるがそれなりに充実もしている。
●機能について
●タスク管理機能
- ToDoリスト・進行中・完了などタスクのステータスを管理
- 担当者を複数人選選べる
- チェックリストやカテゴリー設定でよりタスク管理が可能
- コメント機能でタスクの認識齟齬を防ぐ
●進捗管理機能
- 分単位で、開始日時・締切日の設定が可能
- タスクの移動やスケジュール調整も直感的に変更できる
- カスタマイズできる通知設定で、進捗をリアルタイムで把握
●ユーザー管理機能
- メールアドレスの入力で招待可能
- プロジェクトに応じて、ユーザー別に権限を指定できる
- 外部のプロジェクトメンバーも、招待・削除が可能
●コミュニケーション管理機能
- タスク別に、チームメンバーとのコミュニケーション可能。
●通知機能
- 担当またはフォローしているタスクの更新情報の通知
- タスクの開始日時や締切日の事前通知
●データ共有機能
- ファイル添付が可能。
●外部連携機能
- Googleカレンダーへ連携が可能
- タスクを更新すると、Slackのチャット内に通知
- タスクを更新すると、Chatwork内に通知