TISインテックグループの株式会社インテックは、複数クラウドサービスのID認証を一括で管理できるクラウド型「ID認証サービス」に、よりセキュアな認証を実現する多要素認証機能、クラウドサービス運用をスムーズに行うためのユーザ管理機能やモニタリング・レポート機能などを追加し、本日より提供することを発表します。

 「ID認証サービス」は、複数クラウドサービスのID認証を一括で管理できるクラウド型の認証基盤サービスで、クラウドサービスを開発するサービス事業者や、クラウドサービスの利用を推進する企業の情報システム部門の方などにご利用いただいております。
 今回新たに追加した、証明書認証やワンタイムパスワード認証などの多要素認証機能を利用することで、よりセキュアな認証が可能となります。
 また、クラウドサービス開発者は、ユーザ管理機能のAPIを利用することで、認証機能の開発ノウハウがなくても自社サービスでセキュリティレベルの高い認証機能が提供可能となります。自社で認証機能の開発の必要がないため、自社サービスのコア開発に専念することができます。

■「ID認証サービス」新機能概要
①多要素認証への対応
 IDとパスワードでの認証に加え、複数の認証方式(クライアント証明書認証、ワンタイムパスワード認証など)による多要素認証に対応し、さらにセキュアな認証を実現できます。

②ユーザ管理機能のAPIを提供
 複数のシステムやサービス間でID情報の連携を実現するためのAPIを提供します。APIを利用することで、認証機能の開発ノウハウがなくても自社サービスにセキュリティレベルの高い認証機能を追加し、装備できます。

③モニタリング・レポート機能
 クラウドサービス利用者のID登録・変更・削除といった、IDの状況や利用者の認証状況を把握できるモニタリング機能を提供します。リアルタイムにユーザの認証状況を確認することで、クラウドサービスの利用状況が把握でき、自社サービスのマーケティングにも活用できます。

■モニタリング・レポート機能画面

■「ID認証サービス」機能概要

①認証機能
 IDとパスワードでの認証機能。
②パスワード管理機能
 パスワードポリシーの設定やパスワード変更・パスワードリセットなどの運用機能。
③ユーザ管理機能
 クラウドサービス利用者のID情報を管理するための専用画面。


■「ID認証サービス」提供内容

※価格はすべて税抜です。
※最低利用ID数や契約期間等の利用条件や料金の詳細については別途お問い合わせください。
※サービス内容及び価格は予告なく変更する場合があります。

サービスの詳細は以下をご参照ください。
https://www.intec.co.jp/service/detail/id-authentication/

■背景
 デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や新型コロナウイルス感染症対策でのテレワーク推進により、オンプレミスの社内システムだけでなく、クラウドサービスの利用を進めている企業が増えています。そのような中、どのようにID管理を行い、信頼できる認証でセキュリティを担保するかが課題となっています。
 これらの課題を解決するため、インテックがこれまで約20年に渡り、ID管理や認証のサービスを提供してきたノウハウを基に2020年8月に「ID認証サービス」をクラウドサービスとしてリリースしました。今回、さらに多くのお客様のご要望に合うサービスとなるよう、多要素認証への対応やAPIの提供などの機能を追加しました。

■今後について
 今後、認証方式の追加やFIDO※1 への対応など、より使いやすくセキュアな認証基盤となるようさらなる機能追加を予定しています。インテックは、「ID認証サービス」のセキュリティ強化や運用時のUX向上を継続し、お客様のクラウド認証に関する様々な要望に対応できるように努めてまいります。

※1 Fast IDentity Online(素早いオンライン認証)の略語で、従来のパスワードに代わる認証技術のひとつ。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/