”Location AI Platform™️ 屋外広告測定版”の提供を開始

クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)は、クラウドサービスとして提供中の位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform™(ロケーションエーアイプラットフォーム、LAP)」を活用して屋外広告の視聴状況の計測が可能な「Location AI Platform™️ 屋外広告測定版(以下、LAP屋外広告測定版)」の提供を開始しました。近年、自然災害や、コロナパンデミックの影響などで人々の動きは大きく変化しています。その中でこれまでの屋外広告の視聴状況データは実情との乖離が出ており、人流を把握する上で位置情報ビッグデータの分析(行動データ)に注目が集まっています。

「LAP屋外広告測定版」は、前日までのデータを対象に日別、時間別、性別、年代別に指定した屋外広告周りの人流を可視化し、現状把握を可能にします。広告代理店様や広告主様によるOOH(Out of Home)メディアや交通広告のサーキュレーション調査、効果測定にもご活用いただけます。

図1 全国の任意の計測地点を設定することが可能

図2 コロナ禍の2回目の緊急事態宣言期間は1回目に比べて人流が減っていない

図3 時間別、年代別などの分析が可能


■ これまでの屋外広告の視聴状況の計測におけるデータの課題
1.データの即時性

これまで視聴状況の計測に使用するデータは前年のものや国勢調査を使用したものが多く、昨今のコロナなどの影響により大きく変化した人の流れをタイムリーに捉えることができなかった。

2.視認エリアを考慮したデータ
広範囲なメッシュ(例:500メートル四方単位)や地域エリアでデータを捉える方法では、屋外広告の視認エリアを任意で捉えることができず、現実とは異なる視聴状況の計測データとなることが懸念された。

3.効果検証
デジタルの浸透により、広告主が非デジタル媒体に対しても数値化を求めるようになり、その効果検証として活用できるデータが限られていた。

■ クロスロケーションズの特徴
1.過去データの利用も可能

2019年1月以降のデータを網羅しているため、任意の期間で分析し、コロナ前の視聴状況と現状を比較することも可能です。
2.日本全国どこでも!
対象媒体があるビル・ビル前、あるいは視認エリアといった様々な場所の設定ができます。
日本国内、任意の場所を設定、計測可能です。サイズ・形も自由です(図1)。
3.速報性の高いデータを高頻度で
昨日の来訪人数が、翌日の正午に確認できます(速報値、図2)。
国内最大級の位置情報データボリュームを誇り、位置情報データに特化した独自の解析エンジンが、屋外広告周辺にどのような人がいたのかを高頻度で(毎日)可視化します(図3)。

■ 分析イメージ

  • 来訪人数/接触者人数
  • 性別/年代別来訪人数
  • デイリー/アワリー人数
  • ウィークリーレポート
  • 居住エリア判定
  • 居住エリアをベースとした日次、週次、時間帯別来訪・接触者人数
  • 買いまわり傾向

図4 BIツールで表示したときのイメージ


■ 多彩なデータ連携

「LAP屋外広告測定版」での分析結果は、クラウドサービス上はもちろん、BigQueryやAWSでのデータ転送、API(注1)による提供も可能です。既存システムやBIツールに組み込み、独自のダッシュボードを構築したいというニーズにも対応しております(図4)。

(注1)API(Application Programming Interface)
アプリケーションプログラミングインターフェース。2者間(あるいはそれ以上)のソフトウェア同士のやり取りを可能にするデータフォーマットの仕様。


◼︎ 製品の概要

正式名称:「Location AI Platform™ 屋外広告測定版」

  • 提供地域:全国
  • 提供単位:1000地点
  • 提供価格:月額50万円から
  • 製品・サービスページはこちらになります https://www.x-locations.com/lap/
  • 提供開始日:2021年2月15日

クロスロケーションズでは、今後とも広告業界に限らずさまざまなビジネスに位置情報を活用できたり、人々の生活に役立つような製品の開発を進めてまいります。

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/