今日使える明日のRedmine「RedMica」の最新バージョン1.3をリリースしました。次期バージョン Redmine 5.0の新機能を先行利用できます。

ファーエンドテクノロジー株式会社は、2021年5月31日(日本時間)、Redmine互換のプロジェクト管理ソフトウェア「RedMica 1.3」をリリースしました。

ダウンロード: https://github.com/redmica/redmica(Github)

RedMica 1.3RedMica は、ファーエンドテクノロジーが開発するRedmine互換のオープンソースソフトウェアです。半年ごとにリリースされ、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できるのが特徴です。

RedMica 1.3ではRedmine 4.2(2021年3月28日にリリース)の機能と未リリースのバージョンRedmine 5.0における開発済の新機能を先行して利用できます。

  • RedMica 1.3の主な機能

【Redmine 4.2 の機能】

・Wikiページのリンクのオートコンプリート(Feature redmine-33820)
チケットやWikiなどにWikiページのタイトルの記法で記載するとWikiページへリンクできます。これまではWikiページを開いてタイトルをコピー&ペーストする必要がありましたが、Wikiページのタイトルの候補が表示され自動補完します。
・活動画面でユーザーを絞り込んで表示(Feature redmine-33602)
活動画面で指定したユーザーのプロジェクトにおける更新履歴を表示できます。
・コンテキストメニューに「リンクをコピー」追加(Feature redmine-34703)
チケット一覧画面やガントチャート画面などでチケットを右クリックして表示するコンテキストメニューにリンクのコピーが追加になりました。

【Redmine 5.0 の新機能の先行提供】

・チケットのフィルタに「コメント」追加(Feature redmine-5893)
チケット一覧画面などで使用できるフィルタの条件に「コメント」が追加されました。複数のフィルタと組み合わせることでより簡単に絞り込みできます。
・Wikiページにウォッチャーを追加(Feature redmine-7652)
Wikiページでチケットのようにウォッチャーの追加・削除ができます。
・複数のチケットに対するリンクのコピー(Feature redmine-34932)
複数選択したチケットに対するリンクをコピーできます。

今日使える明日のRedmine「RedMica 1.3.0」リリース(Redmine.JP Blog)
https://blog.redmine.jp/articles/mica-1_3/redmica-1_3_0-released/

  • RedMicaとは(今日使える明日のRedmine)

RedMicaはファーエンドテクノロジー版のRedmineです。ファーエンドテクノロジーが提供するRedmineのクラウドサービス「My Redmine」のお客様に、Redmineの新機能をより早く提供するために開発しました。

【RedMicaの特徴】
・Redmineの次期バージョンの新機能を先行利用できる
・Redmineと高い互換性をもつオープンソースソフトウェア(Redmineと相互に移行できる)
・6ヶ月ごとの定期的なバージョンアップ

RedMicaRedMicaの詳細: https://www.redmica.jp/

  • RedMicaのご利用方法

RedMicaを利用するには、オンプレスとクラウドサービスを利用する方法があります。

オンプレミス
ソースコードをダウンロードしてセットアップする方法やDockerイメージを利用して、構築できます。
ダウンロード: https://github.com/redmica/redmica(Github)

クラウドサービス
RedMicaの開発者であるファーエンドテクノロジーが運営するクラウドサービス「My Redmine」でRedMicaが利用できます。My RedmineにおけるRedMica 1.3へのバージョンアップは2021年6月以降順次行います。
My Redmine: https://hosting.redmine.jp/
(ユーザー数1000、ストレージ容量200GB、月額8000円(税込8800円)

My RedmineではRedMicaが使えます

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/