■ベースはCMSだが、Webサイトの品質をトータルに管理出来るツール

最近のマーケティングテクノロジーは分類が難しくなっている。しかしワンストッププラットフォームという一元管理できる利便性、またDBの分散化による業務効率やデータ信頼性の低下を防ぐというコンセプトに立つなら、こうした「Siteimprove Intelligence Platform」のような複合ツールが出てくるのも至極当然だ。ただ分かりやすくするために敢えて、なんらかの分類に当てはめるとベーステクノロジーはCMSと言ってしまっても良いと思う。もちろん単なるコンテンツデータ管理ツールではない。

●トータルにWebサイト品質を管理できるツールだ。

そのそもWebサイト品質とは何か。初歩的な品質なら誤字や脱字、さらにWebアクセシビリティの準拠レベル、そしてSEO対策、Web解析&分析など「品質」と言う言葉に含まれる。 「Siteimprove Intelligence Platform」 は、こうしたWebサイトの品質を上流から下流まで管理できるツールとなっている。

引用:https://siteimprove.com/ja-jp/

■ 「Siteimprove Intelligence Platform」 が出来ること。

Webサイト品質管理、改善に必要なインサイトを 「Siteimprove Intelligence Platform」一つで 提供。コンテンツの品質、アクセシビリティ、SEO、アナリティクス、プライバシーなど、あらゆる品質の管理改善が行える。

●すべてのファイル形式の一元管理
Webページだけでなく、リンク、PDF、メディアファイルなど、あらゆるコンテンツの一覧を素早く確認することが可能です。

●Webのエラーチェック
リンク切れ、スペルミスといった品質も特定可能

●最新のアクセシビリティ基準に準拠
Web Content Accessibility Guidelines(WCAG 2)をベースにしているので、JIS規格(JIS X 8341-3)への準拠対応を進めることが可能

●Siteimprove Analyticsでユーザ行動の見える化
コンテンツのパフォーマンスやユーザーのサイト上での動きなど、意味のある指標で分析し可能

●キーメトリクス
デジタル戦略の目標達成に向けて見るべき指標をキーメトリクスとして設定することができる。(KPI設定)

●個人情報のセキュリティ管理
名前、ID番号、クッキーなどを自動で見つけ出し、個人データを管理。また、必要なデータをピンポイントで探し出し、削除することも可能、GDPRの制裁金や法的影響を被るリスクを軽減できる

個人の感想だが、このツール面白いと思う。

■ 「Siteimprove Intelligence Platform」 の詳細