■Web解析の半分以上は単純なデータ確認
Web解析は、 一般的 に全体の傾向をから把握するため、サイト全体の各数値確認から始める。ここからだんだんポイントを絞って解析をブレイクダウンしながら課題を発見することになる。以前解説したが「森~木~枝葉」と上から順に見ながら課題を見つける。しかし「全体計測」も単調ながら意外と手間がかかる。どうも作業中眠くなることもしばしば(笑)
●単調な数値確認は「Arest」に任よう
こんなときに、これから紹介するGoogleAnalyticsデータ、アクセスレポート作成ツール「Arest」が便利に使える。しかも課題がありそうなページもピックアップしてくれるところが嬉しい。作業の半分は「Arest」に任せて、人は問題がありそうな箇所の発見のために注力をすればよい。
■「Arest」ができること
Arestは、Google AnalyticsのデータをAPIを通じて自動的に取得、分析してレポートを作成することができる。完成したレポートはA4版横サイズのPDF形式で保存されるため、アクセス解析のレポート作成の補助手段として便利に使える
●特長
●ビジュアル化されたわかりやすいレポート
Google Analyticsのデータ もグラフで見ることはできるが、このグラフが意外とわかりづらい。 「Arest」ではポイントが把握できるグラフでアプトプットされるため、課題が見つかりやすい。

●すぐにレポートとしてダウンロードが出来る。
初期設定が終われば簡単のアウトプット可能。毎月(週次レポートの場合は毎週)数分で洗練されたレポートが完成する。
●分析項目を目的に合わせて選択できる。
一般サイトで必要となる基本レポートだけでなく目的に合わせたオプションレポートを準備している。例えば
- ショップ運営者ならキーワードと売上の関係
- 店舗運営会社ならどの地域から見られているか分析したい
などに簡単なレポートのカスタムメイドで対応できる。
●レポートのデザインも変更できる
自動レポートをよりオリジナリティのあるレポートにしたい、細くのコメントを入れたいという要望に応える編集機能もある。つまり制作会社がレポートをクライアントに提出する場合、サイト全体解析に関しては、この「Arest」のアウトプットがそのままレポートとして活用できる。
●分析機能
- サイトの傾向レーダーチャート
- 閲覧状況
- 集客ルートの概要
- サイトの成長グラフ

- 多く見られたページ
- 離脱の多いページ
- コーナー別のアクセス
- 日別のアクセス
- 新規訪問者とリピーター
- 都道府県別のアクセス
- 直接アクセス者の行動
- 外部サイトの効果

- 入口ページ上位50位のポートフォリオ
- 効果の高い入口・改善が急務の入口
- もっと伸ばすべき入口・改善すべき入口
- 新規訪問者の入口・リピーターの入口
- 入口ページの成長

- トップページからの動線
- アクセスの多いページからの動線
- 入口回数の多いページからの動線
- 検索訪問の概要
- 多く訪れたキーワード
- 閲覧の活発なキーワード
- 新規訪問者・リピーターのキーワード
- キーワードの成長
- ゴール到達の概要
- ゴールへの最頻動線
- ゴールに貢献した入口ページ
- ゴールに貢献したキーワード
- 施策メモまとめ
