■大日本印刷が提供するO2OのDMPサービス

大日本印刷が提供しているDMPソリューション。デジタルメディア以外のチラシ、カタログ、DMなどの活用も視野に入れている点が 印刷業界ならでデジタルマーケティングプラットフォームだと感じる。

● マーケティングプラットフォームと言ってるの はO2Oの発展期だから?

なぜマーケティングオートメーションではなくマーケティングプラットフォーム(DMP)なのか。紹介サイトを見るとシナリオ機能もあるため、マーケティングオートメーションとも言える。しかし紹介をさらに読み込むと店舗内導線やIoTからのデータインプットと、カタログやチラシ、ダイレクトメール、プリント・オン・デマンドのアウトプットを意識している。つまり将来的には O2O の
マーケティングオートメーション プラットフォームを狙っているのだろう。現時点では、このインプットとアウトプットが発展途上であるため マーケティングプラットフォーム(DMP) として位置づけていると思われる。

■『diip』の出来ること

勝手な想像だが、少し多機能過ぎる様に感じる。そのため操作には経験が必要だと想像してしまう。しかし良い点として前記の書いた通りダイレクトメールや プリント・オン・デマンド を含めている点など O2O プラットフォーム として面白そうだ。

●100種以上の分析テンプレートと、簡単操作のインターフェース
diipには、顧客属性や、購買履歴、アクセスログなどのさまざまな軸から顧客の購買行動を分析し、施策を立案・実行するための機能が豊富に標準装備

●高度なキャンペーン管理機能と、マーケティングオートメーション
分析~キャンペーン管理がひとつのパッケージでシームレスに連携。分析から抽出したターゲットに絞った施策展開が可能。分析からキャンペーンまでの操作をテンプレート化し、スケジュール予約で実行できる。

●純国産の開発力・サポート体制
「diip」のコアエンジンはスプリームシステム株式会社の「Aimstar」を使用

●Push型UIによるKPIアラート
ダッシュボード画面を共有することで役割の異なるユーザーが、容易に課題やパフォーマンスの把握を行うことができます。
予測値から警告するので、問題が深刻化する前に対策を取ることが可能

●機械学習による予測&最適施策の選択
保有データ(顧客マスタ、購買履歴、アクセスログなど)を利用し、購入率やキャンペーン反応率など、求めたい目的変数を選択し、ディープニューラルネットワークの学習を実行

■『diip』の詳細はこちら