■Wordpressの欠点をカバーするソリューション

WordPressには様々なメリットがある。デメリットを払拭するほどのメリットがあるからこそシェアは日本でも世界でもCMSのNo.1 の位置にいる。

ただ残念ながら大規模サイトやセキュリティ重視の企業には採用されないケースが多い。動的なCMSであるがために、ファイル数とトラヒックが大きいサイト、またセキュリティをリスクを最小限に収めたい企業には敬遠されがちである。

● 動的であるがための処理速度とセキュリティに課題

WordPress 機能の課題や限界には各社、各エンジニアともに見解が異なる。しかし、肯定的な見解であっても課題や限界の解決には、それなりにチューンやカスタマイズが必要となるのは共通した見解だと思う。

WordPress の欠点は大きくは動的なファイル生成の処理能力と動的であるがためにセキュリティの難しさがあげられる。念のため強調するがセキュリティをカバーする方法は WordPress にもある。しかしその対応は必要でありミスや設定の面倒さが生じるのは異論がないだろう。

●静的にすれば課題の多くは解決する。

WordPress の欠点は 、処理能力とセキュリティであることは伝えたが、静的なファイル生成が行えるCMSになれば、より多くの問題が解決する。ご存知の方もいると思うが、そうした機能を持たせるソリューションはいくつか存在する。今回紹介するのはそのうちの一つ「espar」だ。

■ 「espar」 ができる事

「espar」 の「静的化」技術により、Webサイトの表示スピードをサーバ、Webアプリが実現できる最高速に持っていける。セキュリティも同じでCMSとしてのセキュリティ対策は必要なく サーバ、Webアプリで実現するセキュリティの最高レベルに引き上げる事が可能。サービス形式はクラウド型だが既存のCMSをそのまま使うことができ、サーバの引っ越し等も不要との事だ。

引用: 「espar」

●特徴

●サイトの超高速化

「静的サイト化」で、Webサイトの表示スピードを理論上最速の速さに高め、信頼性、安定性を最大化できる。

設定不要の常時SSL化

既存のCMSのサーバ設定を何も変更しなくても、Webサイトを常時SSL化することができる。

●セキュリティの強化

「静的サイト化」技術によりミラーリングしたサイトが全てのアクセスを代行することで安全性を担保。

●プロキシ機能

掲示板やサイト内検索など「静的化」できないページがあっても、CMSサーバ側に転送(プロキシ)する機能で利用可能。

●部分的な静的化

WordPressなどで構築されたCMSサイトの部分的な静的化も可能。ページ速度を改善したい箇所やセキュリティレベルをアップしたい箇所をパス単位で決めて設定もできる。

●簡単な導入手順

DNSの設定を変更するだけで導入が可能

●サイトの安定性向上

仮にCMSサーバ本体が障害で落ちたとしても、Webサイトは公開し続けることができる。

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