■ヒートマップはWeb運用で必須のツールになりつつある。

私がヒートマップツール を試したのは15年前。この時は面白いツールと感じたが実践した結果「そうなんだ、ふーん」と、結果を眺めるだけで終わってしまった。

しかしWebは目標達成に向けてPDCAを高速で回す時代となった。しかも属性と行動を事細かにトレースし、さらに個人の特定を目指し、その個人を育成するアクションまで行う。そんな中ページ内での行動も把握する必要性が生じ、結果としてヒートマップはWebの運用で必須のツールになりつつある。

●ヒートマップとは

Webにおけるヒートマップとは、訪問者がブラウザで表示されている情報内のどこを見たか、どこの場所にとどまっていたか、また離脱したか、などを把握するツールだ。結果はブラウザ画面表示に色の濃淡で表現される。訪問者が注目したエリアは赤系で表現され、あまり見てないエリアは青系、グレー系で表現される事が多い。昔は特別なゴーグルで視点移動を測定していたが、いまはマウスの動きを追跡する技術を使っている。

●「User Heat」は月間30万PVまで無料で利用可能!

以前ヒートマップの利用は結構高額だった。しかし現在は無料で利用可能なツールもちらほらある。「User Heat」もそうだ。なんと月間30万PVまで無料で利用可能らしい。それもかなり高機能だ。いやー時代の進化はすごい!

■「User Heat」で出来ること

無料で使えるが「User Heat」は基本機能はきちんと押さえている。熟読エリア、終了エリア、クリックエリア、マウスムーブ、離脱エリアなどが把握できる。またPCのみならず、スマートフォン、タブレットも対応している。

このツールが優れているところは、操作や機能が簡潔だという点かもしれない。説明や解説の必要なくヒートマップ単機能が簡単に利用できる。利用方法はWebページにタグを貼るだけ。googleタグマネージャー等で簡単に設置できる。ここまでシンプルで使い勝手が良いのも珍しいと思う。

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