■もっとも簡単で、さらに充実している「G Suite」
企業でテレワークを実現するためのツールは様々ある。おそらく導入のハードルとは
- 利用の規模(ユーザ数)
- セキュリティレベル
- 社員の情報リテラシレベル
- 社員の各自宅PC環境
- 社内既存システムとの共存
この中で敷居が高い課題は「社員の各自宅PC環境」「社内既存システムとの共存」だと思われる。しかし他の課題は既存のクラウドサービスを活用する事により意外と簡単に解決する。その中でお勧めしたいのが「Suite」というサービスだ。いわゆるオールインワンサービスだ。例えばファイル管理、マネジメント管理、スケジュール管理、コミュニケーション機能などを様々なサービスで混在させると使い勝手が悪い環境になる可能性が高い。
オールインワンの「Suite」ならばシングルサインオンで連携もスムーズに行える。まずは「Suite」を選択し、足りない機能を個別サービスに頼る利用方法が良いと考える。
Googleの回し者ではないが、やはり彼らが提供するサービス「G Suite」は使い勝手が良く理にかなっている。また価格もリーズナブルな水準だと評価したい。
■「G Suite」ができる事
最初に「 G Suite」の特徴を紹介しよう。端的に言えば
- ファイル管理、スケジュール管理、コミュニケーションなど充実した機能
- 直感的に使えるユーザインターフェイス」
- 高いセキュリティ(恐らく最高水準)
Google社内で活用しながら機能を充実させて来たため理にかなっている。機能としては以下の通りだ。
- Gmail
- カレンダー
- Hangouts Chat
- ハングアウトMeet
- Google+
- ドライブ
- ドキュメント
- スプレッドシート
- スライド
- フォーム
- Keep
- サイト
- App Maker
- Cloud Search
- Vault
- 管理コンソール
これら機能は個別で利用できるものもある。また無料で提供されているものもあるが、やはり「Suite」としてオールインワンで連携された環境で使えることが大きい。そしてオールインワンで一元管理できるため企業としてセキュリティ管理を一元的に行え、責任を持った環境を全社に提供できる事が最大のメリットと言える。
●きっかけは新型コロナ対策だが「働き方改革」が進む。
きっかけは新型コロナ対策だが、日本のテレワーク環境が一挙に進み「働き方改革」が必然的に実現することになる。今回の施策は守りから始まった需要であるが、攻めに転じることは簡単だと考える。
■「G Suite」の詳細はこちら
●「G Suite」のサービスサイト
●いまさら聞けない G Suite とは メリットや機能を基礎から解説
●基本から機能の使い方まで徹底解説
●【2020年最新版】G Suite完全ガイド