■CTAのテクニックはコンバージョンを上げる基本
●そもそもCTAとは何か
CTAとは、Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、「行動喚起」 ともいう。日本ではあまり使い慣れていない言葉かもしれないが、コンバージョンを上げる入り口となる「問合せ」「資料請求」「購入」などのリンクボタン等のエリアを示すことが多い。
●CTAにはCV率を上げるテクニックがある。
コンバージョンを上げるには、ターゲットを認知となる入り口からキャッチし、興味/不安解消へと育成しながら誘導を行った後に、アクション(CTA)を起こさせる必要がある。ある意味最終段階のユーザインターフェイスではあるが、実はこの最終段階の改善がCVを上げるための一番の近道の場合がある。
今回紹介する「WebサイトのCTAを効果的にするための10のテクニック」はイギリスのUXデザイナー、 Paul Boagのコラムの翻訳版だ。
■ 「WebサイトのCTAを効果的にするための10のテクニック」 でわかること
抽象的な解説ではなく、かなり具体的なテクニックが紹介されている。どれも役に立つ手法であるため、Webデザイナーはこのテクニック理解をしてほしい。
「WebサイトのCTAを効果的にするための10のテクニック」の目次
- 1. CTAが提供する価値に焦点を当てる
- 2. CTAに関するユーザーの質問に対処する
- 3. CTAは少なくし、それぞれ違うものにする
- 4. CTAをどのように配置するか考える
- 5. CTAの周りの余白を利用する
- 6. CTAに別の色を使うことを検討する
- 7. CTAにおけるサイズの重要性
- 8. 希少性を利用してアクションをうながす
- 9. 最後までCTAを実行する
- 10 . すべてのページにCTAを配置する
- ユーザーを困らせないよう注意する