■「コンテンツSEO」とは、そしてコンテンツマーケティングとの違いは？
コンテンツSEOは、特定キーワードをコンテンツにより検索エンジンの上位ランクに表示させる対策だ。肝はコンテンツになる。ビッグワード対策でも有効だがロングテール的な対策にも力を発揮する。SEOの主流になりつつあるため、Web担当者としては必須の知識だろう。
SEOはGoogleアナリティクスの評価ロジックの発達と変更により時代により、その対策は大きく変わってきた。例えばこれまでの代表的な対策は以下の通りだ。
- 初期 外部施策：外部リンクを増やす事がページランクを上げる施策だった
- どこでもよいので外部リンクを増やす
- 中期 内部施策：googleの順位を上げるためのタグ、テキストのテクニカル調整
- 隠しテキスト、隠しリンクなどgoogleをだますテクニック
- キーワードの文字数、出現率、強調文字などの高評価につながるテクニック
- 現代 内部施策：正しいオリジナルなコンテンツ。人が理解しやすい構成
- オリジナル（専門性）であり、さらに信頼性や権威性があること
- 訪問者が欲している情報で、かつ分かりやすい。
初期段階と中期段階のSEO対策は、検索エンジンを騙すテクニックがメインだったが、いまはペナルティ対象となり実施すれば検索結果から削除されてしまう場合もある。ここ数年はgoogleの飛躍的な技術発展によって、テクニカルというより「訪問者が欲している情報を正しく分かりやすく提供する」という真っ当な対策が結果的に高ランクに表示されるようになった。これがコンテンツによるSEO対策が王道になった理由でもある。恐らく、コンテンツSEOを実践しないサイトはオーガニック検索による誘導が期待できなくなる。
●コンテンツSEOとコンテンツマーケティング
私も理解が曖昧だったのがコンテンツSEOとコンテンツマーケティングの言葉の違い。同じことを言っている様にも見えるが、WEBマーケティングの戦略としては分けて考えた方がよさそうだ。この後紹介するコンテンツでも解説しているが、私的には「集客 ＝ コンテンツSEO」「育成 ＝ コンテンツマーケティング」だと考える。マーケティングでは集客と育成はフェーズが違うため、目的を明確して施策を打つためには分けて用語を使った方が良いと思う。
■本コンテンツでわかること
以下の目次でわかる通り概念の解説にとどまらず、実際のコンテンツ作成まで具体的に解説している。一通りの理解ができる良いコンテンツだ。
目次
ホームページ集客の王道！ SEOの本筋「コンテンツSEO」とは
- そもそもコンテンツSEOとは？
- なぜ今、コンテンツSEOなのか
- 「コンテンツマーケティング」と「コンテンツSEO」の違い
- コンテンツSEOで重視すべきこと
- 1. 良質なコンテンツを作成する
- 2. 継続すること
- 3．検証と改善
- コンテンツSEOのプロセス
- ステップ1：コンテンツSEOに取り掛かる準備
- ステップ2：コンテンツマップを作成する
- ステップ3：コンテンツの作成
- 上位表示だけにとらわれないことが、上位表示への近道
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