■採用マーケティング とは?
手前みそになるが、新卒、経験者採用にもマーケティングが必要な時代になったと感じていて、私が開催している「企業採用サイトのノウハウ」セミナーでも「採用マーケティング」について説明をしている。
●商品紹介のWEBマーケティングと基本は一緒。
採用マーケティングと言っても、何か特別なフレームワークやノウハウが必要という事ではない。インターネット上でインバウンドマーケティングを展開するならカスタマージャーニーの設計でAIDAMA、または AISAS は必ず意識するであろう。こうしたマーケティング設計、アクションが採用でも必要という事だ。 念のためにAIDAMA は以下の通りだ。
- A (Attention) : 認知を行う
- I (Interest) :興味を持つ
- D (Desire) :欲しいと思う
- M (Motive) : 動機を持ち
- A (Action) : 決定をする
ちなみに AISAS は電通の登録商標だが以下の意味を持つ。
- A(Attention): 認知を行う
- I (Interest): 興味を持つ
- S (Search): 検索して探す
- A (Action): 購買し
- S (Share): ネットで共有する
人間の脳内は「認知」から「興味」を持ち「不安疑問解消」したのちに「比較」 「決定」という情報獲得、 思考経路を持つ。 インターネット上の情報設計は常にこの考え方を踏まえないと効果が期待できない。
● 採用の認知~決定の思考
これは採用においても同じ。 AIDAMA、または AISAS と似たカスタマージャーニーを設計する必要がある。そうでないと求職希望者は、あなたの会社に興味を持たず、さらに不安や疑問を抱えたまま、コミュニケーションを終えてしまう。ちなみに採用では以下の思考決定経路だと思われる。
- 「認知」
- 「興味・理解」
- 「不安、疑問解消」
- 「比較」
- 「決定」
こうした行程にはまる情報発信が応募数につながる。そう思っていたらマルケトのコラムで「採用マーケティング」とは?を発見した。
■「採用マーケティング とは?」 でわかること
さすがマルケト、カスタマージャーニーの設計(ファネル)や活用できるツールのアドバイスまでしている。MAを使わないまでも採用担当者には一読をお勧めしたい。
- 「採用マーケティング」とは?
- 最初に
- 採用市場の変化
- 新卒採用
- 転職市場
- 採用活動に応用可能なマーケティング手法
- 企業認知からオファーまでのカスタマージャーニーを設計する
- 求職者一人ひとりの活動状況を可視化する
- 求職者の興味内容を把握し最適なコミュニケーションを図るために
- デジタルを活用した1to1コミュニケーションを設計する
- 1to1コミュニケーションを実現するためのツールの活用
- まとめ