■「生活者」という見方に目からウロコが落ちた。。。。

私たちはターゲットを一括りに「消費者」と考えてしまうところがある。間違えてはいないが「消費」の「者」では、あまりにもターゲットを深堀していない感じもある。そんな中、マーケティング系コンテンツを見ていたら「消費者」ではなく「生活者」と捉えているサイトを見つけた。

驚きを感じない人も多いかもしれないが、こういう一言で捉え方を変えるコンセプトワードに私は敏感で、ターゲットを「生活者」 と定義した感覚に目からウロコが落ちる感覚を覚えた。

このサイトは「“生活者データ・ドリブン”マーケティング通信”」だ。博報堂グループ系のマーケティング情報のポータルサイトだと思われる。わたしはあまり宣伝色が強いコンテンツ紹介は避けているが、今回は個人的に感動を覚えて紹介することにした。

■ 「生活者データ・ドリブン”マーケティング通信」 でわかること

「生活者データ・ドリブン”マーケティング通信」にABOUTのエリアに掲載されている内容はデータドリブンマーケティングの重要性と、それが上手く機能していない課題の分析となっている。その中に以下の一文がある。

博報堂は、1981年に生活総合研究所という生活者研究に特化したシンクタンクを設立、個々の人間を、単に特定の企業や商品のユーザーか否かといった一面的な「消費者」として見るのではなく、他商品や他ジャンルを含めた購買の全体像はもちろん、暮らしの様々な場面における顕在・潜在の欲求、価値観に基づく行動も含めて、さまざまに感じ・考え・日常生活を営む「生活者」として360°まるごと捉えようとしてきました。

https://seikatsusha-ddm.com/about/

この言葉は確かにその通りだと感じる。BtoCの市場を見た場合、まさに消費者ではなく「生活者」と捉えた方が正しい理解ができると感じたい。1981年のコンセプトではあるが、今まさにマーケッターとしてこうした視点を持つべきだと改めて感じた。

全体的にマーケティングスタンスとして考えさせられる紹介分のため、宣伝ではあるが一読の価値があると思われる。

■「生活者データ・ドリブン”マーケティング通信」の詳細はこちら