■国内約15万Webサイトで利用されているWebサービス調査を DataSign 社が公開
国内約15万Webサイトで利用されているマーケティングテクノロジー(マーケティングシステム)のシェアを調査したユニークなデータが公開されています。リサーチしているツールの種類が多く、自社で導入検討している担当者には使い勝手の良いデータになっています。
●調査の概要について
- 調査対象としたWebサイト
どこどこJP搭載の組織URL 約15万件(2020年11月末時点)を調査対象にしています。 - 調査期間
2020年12月27日 〜 12月31日 - 調査方法
webtru を用いたクローリングによる調査を実施しました。クローリングは、調査対象のウェブサイトにおける同一ドメインの10ページを対象とし、Webサイト閲覧時に発生している「ドメインが異なるURLへのHTTPリクエスト」からサービスを特定しています。(特許取得済み)
そのため、Webサイト管理者が明示的に利用をしていないサービスについても検出が可能です。
■公開されている情報
Webで公開されている情報は以下の通りですが、おそらくこれ以外の情報も持っていて有料等で提供されていると思います。必要な情報があった時はご相談されてはいかがでしょうか。
●公開情報
- 検出されたサービス TOP100
- サービスカテゴリ別の検出数(41カテゴリ分類)
- サービスカテゴリ別の検出数 TOP30
- アクセス解析82種類
- ソーシャルプラグイン23種類
- ウェブフォント12種類
- ウェブツール118種類
- CDN10種類
- セキュリティ12種類
- 動画再生19種類
- タグマネージャー11種類
- DMP35種類
- サイト内検索16種類
- CMS44種類
- マーケティングオートメーション34種類
- アフィリエイト28種類
- ヒートマップ13種類
- eコマース系ツール38種類
- IR系ツール9種類
- ウェブ接客21種類
- データ収集17種類
- A/Bテスト13種類
- レコメンド18種類
- チャット39種類
これらマーケティングテクノロジーの国内Webシェアの利用状況がわかるのは非常にありがたいです。今後とも調査は続けてほしいと思いますし、また調査範囲を広げてもらえると個人的には嬉しい限りです。