■AIというカテゴリは、もっとも興味があるエリアであるが、漠然としている

マーケティング分野も人工知能(AI)は興味深く期待したいエリアであるが、ただ 人工知能(AI) という言葉が漠然としていてわかりづらい。実際にマーケティングテクノロジー分野で、どのような発展を遂げるのかを一言で言う事は難しい

●具体的なソリューションがあっての 人工知能(AI) だ

人工知能自体はサービスやソリューションではなく、単なる「概念」だ。もっと簡単言うと、例えば「マーケティングオートメーションというソリューションがあり、そのスコアリング機能に人工知能が搭載され、顧客行動を判別しながら自動的にスコアを設定している」と言うと人工知能のメリットもわかりやすく、搭載するメリットも見える。

●まだまだ発展途上のため人工知能という機能をウオッチする段階

厳密に言えば人口知能はまだ存在していない。人口知能を正確に言えば「人間と同じように思考し行動すること」。現在ある人口知能は「人間の意思決定をサポートするもの」。しかしマーケティングソリューションでは「人間の意思決定をサポートするもの」 は大いに期待が持てる可能性を秘めている。こう考えながら、今回紹介する人工知能サービスマップを見るとなるほどと思える。

■ 人工知能サービスマップ「人工知能サービスマップ2017 」 でわかること

人工知能サービスマップ「人工知能サービスマップ2017 」はマーケティングテクノロジーのカオスマップと同じ構成になっている。よく見ると人工知能というソリューションではなく、各ソリューションに活用できる人工知能機能という分類だ。しかし現時点では、これで十分であるし、この方がわかりやすい。

  • 人工知能サービス業界マップ2017年夏最新版
  • サービス事業者
  • プラットフォーム
  • 「AI.Accelerator」はもっとこのリストを増やしたい

なお、人工知能サービスマップは以下の通り随時更新されている。

  • 2017/07/18 211サービスから5サービス増加し、全216サービス
  • 2017/08/29 216サービスから4サービス増加し、全220サービス
  • 2017/09/04 220サービスから12サービス増加し、全232サービス
  • 2018/02/15 232サービスから1サービス増加し、全233サービス

■ 人工知能サービスマップ「人工知能サービスマップ2017」の詳細はこちら