■オープンソースで安定性、信頼性が評価され大規模サイトの利用が多い

インターネットテクノロジーに造詣が深い技術者が口をそろえて評価している印象がある「Drupal(ドルーパル)」。やはりオープンソースという性格もあるからだろう。WordPressのように素人が簡単に構築できる代物ではないと思うが、柔軟性が高く、またセキュリティに対する評価も高いため、世界的大企業、また大規模サイトで利用されるケースが多い。例えば ホワイトハウスやNASAも「Drupal」を使っている 。

ホワイトハウス
NASA

●WordPressとの共通点も多数あり、より良い点も

「Drupal」 は動的なCMSだ。またブログや ECサイト 、SNS連携などはモジュールと呼ばれるコンポーネントで提供されている。なんかWordPressに似ている。しかしセキュリティ 「Drupal」 が秀でている。 WordPressは圧倒的なシェアであり、 シェアが高いソフトウェアはハッキングターゲットになるからWord Press はこの点が少しかわいかもしれない。また情報量と言う意味では 「Drupal」 の方が扱えるページ数の限界が圧倒的に多い。

●ページ数量、カスタマイズレベルとセキュリティレベルで選ぶと「Drupal(ドルーパル)」 。

主観的な判断だが、プログラミングが弱いクリエイターが、CMSやプラグインの機能の範囲で活用するならWordPress、本格的にカスタマイズをしたい場合はオープンソースとしてのフレームワークが完成している 「Drupal」 を選択することになると思う。それ以前に大規模サイトでページ数が数万に及ぶなら 「Drupal」 だろう。こうしてみると大規模プロジェクトに強いCMSと言える。

■「Drupal(ドルーパル)」で出来ること

一番の特徴がオープンソースで無料であること。あとは前記の通り拡張性の高さカスタマイズの自由度が高い事、モジュールが豊富で多機能であることかな。日本ではまだまだ活用例は少ないのが残念。本来はもっと中もされてもよいと思われる。

「Drupal(ドルーパル)」の機能

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