■コンテンツマーケティングの最終アウトプットは文章作成

コンテンツマーケティングはターゲットを理解し、その行動を予想しながら必要とされる情報(コンテンツ)を企画する。また検索エンジンに正しく理解してもらうためにSEOを考慮することが重要だ。

しかし最終なアウトプット(成果物)は文章だ。企画まではフレームワークを使う事で誰でも立案できる。

だが残念ながら文章を作成する作業は、一般企業にとって敷居が高い。どしても外部ライターに頼りたくなる。

それでもターゲットを理解し、そのターゲットが必要とする情報を最もわかっているのは社内の人間である。出来るだけ社内で作業を行いたい。

そんな時の救世主となるのが文章作成のフォーミュラ(型、技法)だ。

■文章作成のフォーミュラに従えば、文章力が飛躍的に上がる

嘘ではない。ぜひ文章作成フォーミュラを理解してほしい。広告のコピーライティングから学術的論文まで、様々なフォーミュラがあるので、これを理解し自分に合った型、ターゲットにわかりやすい型を見つけてほしい。

では早速、いくつ文章作成技法/フォーミュラを紹介しよう。

■文章技法、フォーミュラとは

文章作成技法、フォーミュラーは無数にあるが特に役立ちそうな技法を独断で恐縮だがピックアップしてみた。

● PREPフォーミュラ

PREPとはPoint・Reason・Example・Pointの略称だ。プレゼンテーションテクニックとも言われる。ブログで活用すると、読みやすい文章になる。 概要は次の通りだ。

1.Point(結論)

  文章の要点を記述します。結論を始めに出すこともあります。

2.Reason(理由)

「なぜなら」理由を説明するエリアです。文章に流れができます。

3.Example(事例・具体例)

Reason(理由)を裏付ける事例を書くことで信頼性が高まります。

4.Point(結論)

最後にもう結論をまとめます。最初のPoint(結論)と重なっても問題ありません。より強く印象を残すことだできます。

・PREPフォーミュラー の詳細はこちら

QUESTフォーミュラ

QUESTフォーミュラとは、コピーライターであるマイケル・フォーティンが提唱した技法だ。読者を惹きつけて売上げをアップさせる文章の法則となっている。 概要は次の通りだ。

1.Qualify(対象読者を絞る)

読んでもらいたい読者を絞ります。「あなたの課題を解決します」というトーンで表現します。

2.Understand(理解・共感を示す)

読者の課題や状況に理解と共感を示します。よく理解していると思われることで信頼を獲得します。

3.Educate(教育する)

読者の課題を解決する方法を提示します。自信をもって表現することが重要です。

4.Stimulate(興奮させる)

読者の課題を解決することで生まれるベネフィットをしめします。強い興味を持たせることが大切です。

5.Transition(行動させる)

これまでの項目で興味を持たせた読者をここで終わりにせずに「顧客」に変化させます。サービスページへの誘導も大切なアクションです。

・QUESTフォーミュラ の詳細はこちら

FABフォーミュラ

あのジャネット高田社長が実践してと言われる、文章技法です。技法としてはとてもシンプルだが、構成的にかなり有効だ。 概要は次の通りだ。

1, Feature(機能・特徴)
2, Advantage(メリット・効果)
3, Benefits(ベネフィット・利益)

そういえば ジャネット高田社長はターゲットを明確にして、そのターゲットの ベネフィットをしっかりと説明していた。

FAB フォーミュラ の詳細はこちら


GDTフォーミュラ

これは文章の全体構成を整えるフォーミュラではない。ヘッドコピー、ヘッドラインで興味を引くためのフォーミュラで 概要は次の通りだ。

・3つのGoals(3大目標)
・3つのDesires(3大願望)
・3つのTeasers(3大本性)

一本のヘッドラインを決めるにあたり、この3つの方向でターゲットの心をくすぐると興味の扉を開けるらしい

・ GDT フォーミュラ の詳細はこちら

● pasonaの法則

日本の経営コンサルタントが提唱した法則。サイトを見ると曲解された部分のアリルらしいが、ある意味では法則というのは自分が納得できる、わかりやすい解釈で良いとも感じる。 概要は次の通りだ。

  • 「Problem(問題)」
  • 「Agitation(扇動)」
  • 「Solution(解決策)」
  • 「Narrow down(絞込)」
  • 「Action(行動)」

特に Agitation(扇動) 部分の解釈が人により違うようだ。

・ pasonaの法則 の詳細はこちら

●OATHフォーミュラ

OATHフォーミュラとは、見込み客の問題意識を4つのレベルで分類したものだ。前記でのあったが、マイケル・フォーティンが提唱したもので 見込み客 を理解する上では重要なフォーミュラだと思う。 概要は次の通りだ。

・O ( Oblivious ) :無知
・A ( Apathetic ) :無関心
・T ( Thinking ) :考えている
・H ( Hurting ) :困っている

どこをターゲットにするかでアプローチ方法が変わってくる。

・ OATHフォーミュラの詳細はこちら