■BtoBマーケティングの支援を行っている企業が提供するマーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションは一般的にベンチャー系企業が多い。しかしこの「Dr.Marketing」は、もともとBtoBマーケティング、特にインサイドマーケティング(テレマーケティング)を強みとしている企業が開発したツールだ。

恐らくメリットデメリットはあると思われるが、日本型テレマーケティングを行っていた企業にはフィットするマーケティングオートメーションシステムかもしれない。

●充実した運用サポート

さすがにインサイドセールスサービスで常日頃効果を求められてきた企業らしいMA特徴がある。それはシステムとしての特徴ではなく「使い勝手」をサポートすると言う特徴だ。「Dr.Marketing」強みとしてはコンサルサービスと運用サポート支援を上げている。

●コンサルサービス

コンサルサービスは企業内で実効性のあるインサイドセールス部門の立ち上げをサポートしてくれる。インサイドセールスの経験が浅い企業にとって有用だと思う。システム支援ではなく社内体制や業務フローについてコンサルしているところは理にかなっている。

●運用サポート支援

他のマーケティングオートメーションサービスも運用サポートは力を入れているが、米国型サポートで操作方法のオンラインがメインとなって場合が多い。「Dr.Marketing」の場合は企業個々のマーケティングに沿った使い方のアドバイスから、訪問訪問制度のきめ細かなサポートを行ってくれる。

日本型企業にとっては非常にうれしいサポートだと思う。

■「Dr.Marketing」が出来ること

「Dr.Marketing」はシステムとしての特徴として以下の6つを上げている。

●データベース機能

1.社内に散らばったデータをきれいに統合

DB機能(CRM)を使って、各種の見込み顧客データをデータクレンジングしながら統合。

2.効果的なアプローチのため優先順位つけ

DB機能(CRM)を使って、アプローチの優先順位つけを行います。また、未アプローチのホワイトスペースを見える化。

3.個人情報をセキュアに管理

設定機能を使って、社内の誰にどこまでの個人情報を開示するか設定。個人情報を特定できない形で、関連業者へ情報開示することも可能。

●ファイルBOX

1.あらゆるデータをWEBストレージ上に格納

ファイルBOXを使って、各種ファイルをWEBストレージにアップできる。

2.関心度の可視化と行動追跡

メール機能を活用して、ファイルBOX上にアップされたファイルを見込み顧客へ案内できる。

顧客のファイル閲覧状況を可視化。いつ、だれが、どのファイルを閲覧したか特定。後日、ファイル閲覧顧客が貴社WEBサイト来訪時にアラートを出すこともできる。

●ランディングページ機能

1.対象のWEBセミナー/製品・サービスをLPに

専用CMSを活用して、簡単にWEBページが作成できる。

2.メールでLPを見込み顧客に告知

メール機能を使って、見込み顧客へ告知が行なえる。

3.LP内の足取りを可視化

メール告知・LP閲覧・申し込みフォーム記載と続くプロセスの内どこで顧客の足取りが止まったのか可視化。

4.フォームで申し込み受付後のプロセスを自動化

STEPメールで、例えばWEBセミナー前後の案内をオートメーション化できる。

●セミナー・フォーム機能

1.セミナー参加フォームを作成

セミナー機能を使って、セミナーに必要な申し込み受け付けフォームを作成。

2.セミナー項目の管理

セミナー運営の「定員」「受講票」「出欠」「競合」「アンケート」を一元管理。

3.セミナー業務の自動化

セミナー前後の顧客連絡などを自動化。

フォローすべき顧客も同時に可視化いたします。

●一斉配信・STEPメール

1.集客メールを作成

メール機能を使って、セミナー集客や製品サービス案内・メルマガ用文面を作成。

2.配信先をターゲティング

それぞれの目的にあった効果が最大化されるターゲットを選定。

3.メールへの反応を元に対象顧客を絞り込み

顧客のインサイトやレスポンスを顕在化。フォローすべき顧客も同時に可視化する。

●インサイドセールス機能

1.アカウント企業へのアウトバウンドコール

インサイドセールス(コール)機能を使って、セミナー集客や製品サービス案内のためのアウトバウンドコールを実施。

2.送付資料を配信

目的に応じた資料送付を、メール機能を使って配信。

3.アポ設定でセールスとスムーズに連携

営業訪問の許諾が取れた見込み顧客情報を、セールスチームとスムーズに共有。営業提案後のフィードバックも簡単に行える。

4.事後のナーチャリング設計

セミナーを通じて獲得したリードに、BANT状況に応じたフォロー計画を策定。ナーチャリング活動の進捗状況やKPI管理も行える。

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